齋藤一徳のフェンシングの魅力。

齋藤一徳のフェンシングの選手たち

齋藤一徳

 

フェンシングというスポーツを皆さんは御存知ですか。

 

なんとなくどんなスポーツかはイメージできると思いますが、実際の細かい部分まで知っている人は少ないと思います。

 

今回はこのフェンシングというスポーツについて説明したいと思います。

 

フェンシングはフルーレ、エペ、サーブルというフェンシングの3つの種目があり、ルールや見どころがそれぞれ異なります。

 

3つの種目共通で、ピストと呼ばれるコートで1対1で試合が行われます。
まず主審の「ラッサンブレ・サリュー(気をつけ・礼)」の掛け声に合わせて、選手同士が礼をします。
フェンシングの試合では全体を通して礼儀を重んじています。
試合用語はフランス語です。

 

続いて、主審の「オンガルド(構え)」でマスクを着用し、「アンガルド(スタート)」でラインにつま先を合わせます。
主審が「エト・ヴ・プレ(準備はいいか?)」と問いかけ、選手は「ウィ(はい)」または「ノン(いいえ)」と答えます。「ウィ」なら「アレ(始め)」と試合開始です。

 

試合終了後は選手が互いに握手をして退出するまでが基本の流れです。