齋藤一徳のフェンシングの魅力。

齋藤一徳のフェンシングの有名選手

近年盛り上がりを見せる日本のフェンシング業界の中でも、その名を一躍この世に轟かせたのは、日本のフェンシング界に初のオリンピックのメダルをもたらした、太田雄貴さんではないでしょうか。

 

2008年の北京オリンピックにおけるフルーレ個人で銀メダルを獲得したことは、まだまだ記憶に新しいと思います。

 

準決勝で勝利し銀メダル以上を確定させた瞬間の雄叫びは、彼の代名詞であり、フェンシングが熱いスポーツだということを世の中に知らしめた歴史的瞬間でもあります。

 

4年後のロンドンオリンピックでは、初戦で北京オリンピックの決勝で敗れた相手を下したものの、その後の試合で敗れてしまいましたが、団体戦では準決勝にて劇的な逆転勝利の立役者となり、日本フェンシング界初の団体銀メダルに貢献しました。

 

さらにはオリンピック代表権を掛けた2015年の世界選手権において初優勝を果たし、前人未到の3大会連続メダルをかけて2016年のリオデジャネイロオリンピックに挑みます。

 

結果は初戦のラウンド32で惜しくも敗戦となり、直後に現役引退を表明しましたが、太田雄貴さんが日本のフェンシング界にもたらした功績は多大なものであり、その後も解説者などの活躍で業界に貢献し続けています。